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ジュエリー販売に資格は必要ない?資格と実力のリアルな関係と、それでも取るべき理由を解説

ジュエリーの資格
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宝飾業界で働きたい!資格はとった方がいい?

先輩スタッフに「資格なんてとっても意味ないよ!」って言われたんだけど本当?

ジュエリーの販売業につきたい!という方や、今ジュエリー業界で働いている方の中には、ジュエリーコーディネーターなどの資格をとるか、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、会社によっては資格を取ることに前向きでなかったり、周りから「資格なんて意味ない!」と言われてしまうことも。

こう言った話を聞くたびに、スタッフのやる気を削ぐのはいかがなものかと思っているのですが、実際に働いていると「確かにその意見も一理あるな」と感じることもあるのです。

ジュエリー販売員になるために資格は必要なのか、「資格は必要ない」の意味はどういうことなのか解説していきます。

資格がなくてもジュエリーの販売はできる

接客,宝石,お客様

販売や営業であれば、ジュエリーの資格がなくてもこの仕事に就くことはできます。

ジュエリー販売で覚えることは①日々の業務、②接客の方法や顧客の作りかた、③商品知識の3つが主ですね。

最初は知識がなくても、業務をこなしていくうちに少しずつ販売知識を身につけていくことができるでしょう。

「資格がある=売れる」ではない、資格だけで満足してはいけない

資格を取る勉強

「資格をとっても意味がない」と言われる理由は全てここに詰まっているのでは?と思うポイントです。

資格をいくら取ったところで、会社で最も求められている「売れる販売員」にはなれません。

ジュエリーに関する知識や宝石に関する知識を深めても、それを接客に活かす土台を作ることが出来ていないとダメなんですね。

知識を深めることだけでは、お客様に喜んで買っていただくことはできません。

これは、資格はお客様の「Why?」に答えるための受動的なスキルが多いからです。

資格はお客様の「なぜ?」に答えるためのもの

悩む,女性

資格を取るには多くの知識を覚え技術を学び、試験に合格する必要があります。

資格を持っている人は持っていない人よりもずっとジュエリーや宝石に明るい人といえるのですが、日常業務の中でその知識を披露する機会はあまりないように思います。

そもそも販売員の知識は、接客している中でお客様の「Why?」に答えるためのもので、自分から発信するものではありません。

もちろん最低限の説明や知識をお伝えするのは大切ですが、必要のない知識自慢はただ空気の読めないおしゃべりになってしまいます。

知識をひけらかしたところで「ふーん」と流されるか、「話が長い、居心地が悪い」と悪いイメージがついてしまうのがオチです。

知識を披露する前に、「この人は信頼できる、この人に相談したい」と思ってもらえる接客で、お客様との信頼関係を築かなければなりません。

例え立派な資格があったとしてもそれを活かす土台が出来ていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。

では、なぜ資格をとった方が良いのか

結果にすぐ繋がるわけではない資格ですが、私は取得した方が絶対に良いと思っています。

なぜかというと、資格は自分の武器になるのはもちろん、それをスマートに周りにアピールすることができるからです。

そして、いま働いている会社を見極めるきっかけにもつながります。

自分の強みになる、勉強のモチベーションとなる

ジュエリーは覚える内容が無限大です。

お客様から信頼される販売員を目指すなら、ある程度は商品の勉強をする必要があると思います。

知識を深めてお客様の質問にスマートに答えられるようになると、自分に自信が持てるようになるでしょう。

お客様の信頼を得ることができれば、売上につながる接客ができるかもしれません。

より良い接客をするため、売り上げを上げるために勉強するのは素晴らしいモチベーションです。

せっかく勉強するなら、ついでに資格を取って自身のイメージアップにしてしまうのはどうでしょうか。

資格の良いところは、その人の努力量や何をどれぐらい学んできたかがはっきりわかるところ。

自分の影の努力を「資格」という形にするのは、お客様へのアピールにもつながりますよ。

ジュエリー販売の資格といえば『ジュエリーコーディネーター3級』

価値の違いを理解できる

宝石はパッと見た時に同じように見えても、実は全く価値が違うことがよくあります。

例えば、同じ1ctのルビーでも、天然か合成石か、処理の有無がどうか、鉛ガラス充填のような処理がされていないかで値段に大きな差が出ます。

その違いがわからない状態だと、同じようなサイズの宝石でなぜ値段が違うのかわからないですし、自分の売る商品にも自信を持てなくなるでしょう。

また、商品の良し悪しがわかるというとことは、自分が働いている職場がお客様に対して誠実かどうかが見えてきます。

「売れる商品なら何でもいい」というスタンスの宝石店なのか、お客様に誠実なお店なのかがわかります。

自分のために行動することが大切

ジュエリー販売員になるために資格は必須ではありませんが、資格を持つことで得られるメリットも多くあります。

資格だけで売れる販売員にはなれませんが、知識を深めることで自信につながり、お客様からの信頼を得るきっかけにもなります。

また、宝石の価値の違いを理解し、より誠実な接客ができるきっかけになるかもしれません。

資格を取得することは、自分自身の成長やキャリアアップにつながる重要な一歩。

ジュエリー業界で長く活躍したいと考えているなら、資格取得を前向きに検討してみるのも良いでしょう。

ジュエリー販売の資格といえば『ジュエリーコーディネーター3級』

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